九州グランド・ツーリング 2018 2日目

九州グランド・ツーリング、2日目です。

4人4台を乗せたフェリーさんふらわあは9時頃に鹿児島県志布志港へ入航。
朝食と身支度を済ませるべく、セブンイレブン 志布志3丁目店へ。

天気は予想通り、曇。
どんよりとした空模様ですが、幸い雨は降らなそうなので良しとしましょう。こういう天気もあるのが旅なのです。

その後はR448に沿って大隅半島の東側をひたすら南下。
交通量も極めて少なく、快走の海沿いワインディングロードがひたすら続きます。

そして最初の目的地は「JAXA 内之浦宇宙空間観測所
ここは名前やら住所やらを記入すれば車ごと構内に入って見学することができるため、ぜひとも訪れたい場所でした。

この写真は衛星ヶ丘展望台にある20mパラボラアンテナ。
打ち上げられた衛星や探査機からの電波を受信するための施設。

そして衛星ヶ丘展望台からの景色。

右側にあるもう一つのパラボラアンテナは34mと、さらに一回り大きいサイズ。
左下に見える赤い骨組みがイプシロンロケットの発射台です。
ロケットの打ち上げは人生で一度は見てみたい光景の一つです。

そしてM(ミュー)センターへ移動。

下の写真がイプシロンロケットの発射台です。

M-Vロケットも展示されています。

内之浦宇宙空間観測所は種子島の宇宙センターと比べると大分年季が入っており、言い方を変えれば結構ボロっちい。
こっちはあまり使われないからなのか、そもそもJAXAも民間企業で予算が少ないのか、いずれにしてもそんな印象を抱きました。

その後も引き続きR448で大隅半島を横断しつつ、向かったのはパノラマパーク西原台。

ここは開聞岳が綺麗に見られる展望台ということで来てみましたが、道がかなり険しい(汗)
ただその甲斐あってか、天気は相変わらず曇っているものの、開聞岳はしっかりと見えました。

ここで作戦会議。
この時点で時刻は正午を越えており、本日の宿は指宿温泉。
冷静に考えて佐多岬まで行く時間無くね?行っても温泉無くね?ってことで、あっさりと諦め指宿へ向かうことにします(どっかで聞いた話だ)

ということで大隅半島西側のR269に出て、北進を開始することにしました。
ちなみにパノラマパーク西原台からの帰りは違う道でしっかりと広い道がありました^^;;

R269を北上しつつ、「錦江湾パノラマパーク」で景色が良さそうなので小休止。

“パノラマ”という程ではないけれど、この頃には陽も差してきて青空も見え、ヤシの木も相まって南国感あふれる良いひとときでした。

その後も淡々と北上を続け、R269から海沿いのr68、R220と続き、桜島へ。

桜島に我々が近づいたその時、丁度噴火した(汗)
しかし恐らくこの地域の人からしたら日常茶飯事。別に何があるわけでもなく、平常時そのものだった。
残念なのは、その瞬間がGoProで撮れていないことだった。

火山灰がほのかに降り注ぐ中、桜島フェリーへ。
この航路は利用者が多いことや運行距離が短いこともあり、次から次へと船が来るため予約も不要。
運賃も2千円くらいだったと思う。

いざ乗船。
なぜかN-ONEだけ2階に案内されたのだが、段差があり下廻りを擦ったらしく、トランシーバーから悲痛の声が聞こえてきた(笑)
まぁ、桜島フェリーも最低地上高9cmの車は想定していないだろうし・・・

別に車に乗ったままでも良いらしいが、せっかくなのでデッキへ出た。

桜島は雲、というか噴煙に隠れていた。
乗船時間はわずか15分、対岸の鹿児島港、薩摩半島へ上陸した。

その後はコンビニで昼食を、と思い、せっかくなので桜島が綺麗に見えるセブンイレブン 仙厳園前店に来た。

この先は結構時間がおしていたこともあり、薩摩吉田ICから九州自動車道を使って谷山ICまで一気にワープ。

谷山ICからは本日最後のワインディングロード「指宿スカイライン」へ。

指宿スカイラインは屈指の高速コースで、最高に愉しい道だということを確認した。
ここでのハイライトは地元のGT-Rとすれ違ったことと、片側交互通行の赤信号を2度も無視する多摩ナンバーのFIT3に遭遇したくらい。
全線で快走とはいかないまでも、十分(いろんな意味で)楽しめた。

指宿スカイラインでは途中小雨がぱらついてきて、指宿に着いた頃には雨に変わっていた。

r247で池田湖の隣を通過し、そのまま宿へチェックインした。

本日の宿は「指宿シーサイドホテル

指宿温泉と砂むし温泉を満喫し、夕食を食べ、談義をしつつ就寝した。

3日目へ続く。

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