飯山線・大糸線を巡る旅 2日目

飯山線・大糸線を巡る旅、2日目です。(1日目はこちら)

今日は予め予約してあった長野駅9:04発の「リゾートビューふるさと」に乗り、大糸線で北上します。

車両自体はリゾートしらかみの青池編成と同じHB-E300系ですね。
ただし、こちらは2両編成です。

車内も天井にぶら下がった液晶画面から前面展望が見えるのも同じですし、展望席もしっかりあります。

相変わらず、とても広くて清潔感のあるオシャレな車内です。
特筆すべき点は無いのですが、全体的にセンス良くまとまっていてとても快適です。

そして、長野を出発して一気に標高を稼ぎ、日本三大車窓の一つ「姨捨駅」に到着です。

以前の長野・群馬旅行でも訪れているのですが、その時は車だった上に天気が悪かったのですが、今回は鉄道で、なおかつ快晴の下この景色を堪能することが出来たのでまさに最高の気分です。

車内販売の「信玄餅アイス」を食べ、「これ、ハーゲンダッツのより美味いじゃん」などと言っていると穂高駅に到着。

ここでは、リゾートビューふるさとの停車時間を利用して巫女さんが駅から穂高神社まで案内してくれるそうです。

もちろん、迷わず参加。

正直なところ、「地元の小さな神社」を想像していたのですが、着いてビックリ。

なんとも立派な神社ではないですか・・・

しかも丁度式年遷宮らしく、とても綺麗になっていました。
日付は12/31、ということで神社では初詣の準備が進んでおり、一足先に新年の雰囲気を味わいました(笑)

再び、穂高駅に戻ります。乗客の帰りを待ってるリゾートビューふるさと。

リゾートしらかみもそうでしたが、沿線でこうしたイベントを盛り込んでくれるので退屈せずに過ごすことが出来ます。
これが乗車券に加えて指定席券の520円を払うだけで良いので、とてもお得です。

スキーで有名な「白馬村」を越え、終点の「南小谷駅」へ。

やはり雪も市街地に比べて多くなってきます。

あっという間の約4時間という乗車時間で、南小谷駅に到着です。

南小谷は周辺に徒歩で行けるような観光地は無いため、2時間の乗り換え時間は退屈・・・

なので美しい雪景色を眺めながら、自宅から持ってきたコンロとコンビニで買っておいたコーヒーや味噌汁で暖を取りつつ時間を潰します。

なんだかんだ言って、こういうのが楽しかったりするんですよね(笑)

2時間の乗り換え時間を潰すには丁度良く、再び大糸線の普通列車の糸魚川行きに乗ります。

2両編成の車内はガラガラで、うとうとしたり、冬の姫川の雄大な景色を眺めたり・・・

そして終点の糸魚川駅の一つ手前である姫川駅で下車します。

糸魚川市は地中深くにフォッサマグナが通っており、その熱によって温められた温泉があります。

「糸魚川温泉ひすいの湯」はフォッサマグナから湧き出す1500万年前の化石海水を利用した温泉だそうで、1300mの地底から湧き出ているそうです。

ということで、早速入ります。

確かに、通常の温泉とは違い、少々の油の香りがします。
泉質自体はとても良いのですが、大晦日だからなのか(?)思いがけずとても混雑しており、洗い場には列が出来る始末・・・
どうやら地元の人たちの憩いの場となっているらしく、ゆっくりするにはあまりオススメ出来ません^^;;

ひすいの湯から糸魚川駅までは、大糸線に乗っては新幹線の時間に間に合わないのでタクシーを利用します。

当初は糸魚川駅で駅弁でも買って新幹線で食べる予定でしたが、糸魚川駅には恐ろしいくらい何も売っていません。
コンビニはあるのですが、おにぎりすら無く、数種類のパンと飲み物がある程度です・・・
というわけで、東京に着いてからしっかり夕食を食べることにし、軽食を購入して新幹線へ。

17:34発、はくたか572号東京行きで帰路に就きます。

W7/E7系は初めての乗車ですが、普通車でも全席にコンセントがあるのが良いですね(これって今時の新幹線は付いてるのでしょうか・・・)

東京まで切符を買っていましたが、上野で下車し、秋葉原のヨドバシカメラで夕食を食べます。
秋葉原に来ると、落ち着いてすっかり帰ってきた気分になるのは不思議ですね(笑)
久々の鉄道の旅はやはり良いです。クルマでの旅とはまた違った魅力があるものです。

あと数時間で2016年へ・・・

街は独特の雰囲気に包まれていました。

(飯山線・大糸線を巡る旅、終わり。)

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