冬の北陸旅行 2日目

冬の北陸旅行、2日目です。

今日は一旦石川県を離れ、岐阜県にある白川郷へと向かいます。
白川郷は日本でも有数の豪雪地帯なので、どれだけ雪があるのか楽しみですね。

宿を出発し、最初に立ち寄ったのは小矢部川SA。

写真では伝わりませんが、この時点でも道路脇に雪は積もっており、気温も金沢とくらべて低い気がします。

宿から車で2時間弱で白川郷に到着です。

白川郷に車で行くには、白川郷ICという便利なICがあり、そこから10分も走れば駐車場に到着です。
電車でのアクセスは不可能ですが、山奥で豪雪地帯だということを除けば、車でのアクセスは非常に良いです。
路面状況ですが、高速道路は概ね除雪されていたのでスタッドレスを履いていれば困ることはなさそうです。
白川郷ICを降りてからも、数日中に大雪が降っていなければ除雪されているのでスタッドレスタイヤで何も問題はありません。

それにしてもすごい雪です!!!

文字通り、白銀の世界です。

何mくらい積もっているのかわかりませんが、除雪されていない場所にダイブしたら間違いなく埋まるくらいですね。場所によっては2m以上積もっています。

歩く通路は圧雪路になっているので歩きやすいです。

歩きやすいと言っても、場所によっては足が埋まるくらいはあるのでスニーカーはオススメしませんし、第一寒くて足が凍ってしまいます。

ボクは少し前に買っていたSORELのスノーブーツを履いて行きました。
防水なのはもちろん、北極や南極にも履いていける靴で、ボクの買ったモデルは−32℃まで耐えられます。一番しっかりしたモデルは−40℃まで大丈夫だそうです。
使用感ですが、白川郷周辺の氷点下一桁の気温なら全く寒くなりません。かと言って蒸れることもなく、超快適に過ごせました。
雪国に行く際はもちろん、寒い場所に行く時にも活躍しますので是非おすすめします。
蒸れないのでナイロンモデルより、値は張りますがレザーの方がオススメです。

脱線しましたが、レポに戻ります。

白川郷の合掌造り集落の中には内部を公開しているところもあります。

実は今まで見てきたのは白川郷の野外博物館「合掌造り民家園」でして、道を挟んで反対側に一般的に写真などに使われる合掌造り集落、いわゆる世界遺産があります。
博物館なので入園料が500円かかりますが、内部を公開しているのはこちらですし、こちらの方が比較的除雪されていないので豪雪地帯を味わうには最適です(笑)
来た際は是非訪れてみて下さい。(長靴の貸出もありました)

野外博物館を見学し終え、いざ合掌造り集落の方へ向かおうとするとかなりの吹雪になってきてとても歩ける状況じゃ無くなってしまったので昼食です。

とても寒かったので暖かいそばとステーキ丼を頂きました。そばはもちろん、飛騨牛ステーキがとても美味しかったです。(上着を脱いだり、カメラを拭いたりしていたら写真を忘れてしまいました・・・)

昼食を食べ終え、外に出てみると雪も風も止んでいました!

そこで集落の方へ向かいます。

合掌造り集落へはこの「であい橋」を渡って行きます。
これがまるで現代からタイムスリップする架け橋のような役割を果たしているそうです。

ところで、「左側通行」と英語でも中国語でも韓国語でも書いてあるのに、守らない中国人の多いこと(-_-;)
白川郷に訪れている観光客は半分位が中国人のように感じました。声がデカくて悪い意味で存在感があるのでウンザリ(=_=;)
訪れてくれるのは良いのですが、最低限のマナーは守って欲しいです。

ここからは似たような写真が続きますので、流し見して下さい。

これがいわゆるメインストリート。「白川街道」と言います。

そして白川郷の集落の中でも知名度の高い「和田家」です。

「和田家」は国指定重要文化財であり、築300年が経過した今でも生活が営まれ続けています。
白川村に残された合掌造り集落の中でも最も規模が大きく、庭や生垣、周囲の田畑や水路などの保存状態が良いこともあり、代表的な合掌家屋として知られています。

和田家の内部は300円で見学することが出来ますが、入り口に中国人が溜まっていて入れなかったので諦めました。

「合掌造りとロードスター」

白銀の世界をオープンカーで流すのも気持ちよさそうですね♪

続いて、「天守閣展望台」です。

これぞ白川郷を代表する風景でしょう。
展望台に登った頃には丁度雪がぱらつき始め、まさに最高のロケーションで白川郷の絶景を眺めることが出来ました。
高台から見下ろす合掌造り集落は感動モノでした。

ちなみに冬期にこの展望台に行くには車が必須です。離合不可の狭い道を行くので少し注意が必要になります。
また、ここ数日間で大きな積雪が無かったので幸いでしたが、積雪があると通行止めになりますので確認してから行って下さい。

旅する鞄 〜雪の白川郷篇〜

そして白川郷を離れ車を走らせること2時間、本日の宿である「加賀屋旅館」に到着です。

加賀屋旅館は古くは明治39年(西暦1906年)に創業された100年以上の歴史を持つ温泉旅館です。
1977年より、旅行新聞新社が主催する「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」にて総合門で35年連続で1位として表彰されています。
また、NECビッグローブ社による「みんなで選ぶ温泉大賞」においても、初回から連続して総合1位を獲得しています。
歴代の天皇・皇后両陛下もご宿泊しており、まさに「日本一の旅館」として知られています。

食事はもちろん部屋食で、豪勢の一言です。とても美味しいです。

2日連続で蟹です^^;
なんて贅沢なんでしょう。

3日目に続きます。

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