冬の北陸旅行 3日目

冬の北陸旅行、最終日です。

今日は金沢市内を観光し、再び特急はくたかで帰ります。

3日目は加賀屋旅館の部屋からの景色で始めます。

宿に着いたのが遅い時間だったので気付きませんでしたが、部屋からの景色は圧巻のオーシャンビューでした。
美しい能登半島と、遠くにはたくさんの風力発電の風車が見えました。

すっかり外観を撮り忘れていたので、車の中から撮りました(笑)

加賀屋旅館、1泊しかしていませんが素晴らしい宿でした。
一部屋に一人お付き人がいて、基本的にその方が食事から荷物持ちまで周りの世話をしてくれます。
「おもてなし」という言葉は乱用され過ぎていて個人的にあまり好きではないのですが、加賀屋にいたっては「おもてなし」という言葉が相応しく感じました。

さて、本当であれば宿を出発して千里浜なぎさドライブウェイに向かう予定だったのですが、日本海の波の影響で通行止めとなっていたのでそのまま金沢まで戻り「ひがし茶屋街」に来ました。

「ひがし茶屋街」は1820年、加賀藩の政策によって整備された街で、1831年に一度は廃止されました。
しかし、1867年に再び認められ、繁華街として栄えた場所です。
2001年には国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されており、中でも茶屋「志摩」は2003年に国の重要文化財として指定されています。
また、「ひがし茶屋街」というのは名称で正式には「東山ひがし」という地区名を持っています。
現在でもご覧の通り、当時の建物が残っており歴史を感じることができます。

創業寛永2年で300年以上の歴史を持つ「森八」で和菓子と抹茶を頂きます。

森八の主な商品として、「長生殿(ちょうせいでん)」という和菓子があります。
これは「日本三銘菓」の一つとして数えられています。

「長町武家屋敷跡」も散策しましたが、この日は「野村家」の公開日ではなかった為、金沢駅に戻りました。

金沢駅です。立派なドームですね。

訪れた日で北陸新幹線開通まで77日。カウントダウンが行われていました。

あれだけ大きな駅にも関わらず、金沢駅は未だに手動改札です・・・

あんな大きな門や、ドームを作る前に自動改札機を導入しないのは何か理由があるのでしょうか。

駅の階段にはこんなポスターが貼られています。

まさに、新しいものを得ると同時に、古いものが失われていく瞬間ですね。

16:20発、特急はくたか21号です。

これが人生で最後のはくたかですね。

数分遅れて越後湯沢に到着。新幹線への乗換は時間があるので焦りません。

まだ新しい683系ですが、今後何かに使われるのでしょうか。
今回お世話になった681系は廃車になるのかなぁ・・・

越後湯沢からは新幹線で上野に帰りました。

(冬の北陸旅行終わり)

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