紀伊半島旅行 2017冬 2日目

紀伊半島旅行、2日目です。

この日は海岸線沿いに淡々と南下します。

昨晩宿泊したホテルから。今日も天気はサイコーです^^

まずは一気に南下し、熊野古道の伊勢路へ。

ここ「馬越峠」は伊勢路の中でも有名な区間。

そもそも熊野古道とは、熊野三山(熊野那智大社、熊野速玉大社、熊野本宮大社)へ参拝するための参道です。
しかし全長は数百kmに及び、日本有数の降雨地帯である紀伊半島の土地柄、多くは石畳となっています。

この旅行記の冒頭でも述べた通り、紀伊半島は切り立った高山こそないものの、全体が山や谷で構成されており、交通の難所が多いのは現代でも変わりません。
そのため、現在の国道も熊野古道と重複している区間が結構多いのです。

熊野古道の概要は下記画像リンク先の新宮市観光協会のウェブサイトが比較的よくできてます。

新宮市観光協会より(画像クリックで引用先へ)

真面目に熊野古道で参拝に向かうと1ヶ月の旅となるため、今回は伊勢路の馬越峠だけを少し見学です^^;;

馬越峠は天然の石を敷き詰めた参道。

しかし重機の無い時代に、これだけの距離を作り上げたのは純粋に想像を絶します。
もちろん、歩くのも想像を絶するのですが・・・

馬越峠は近くに道の駅 海山があり、そこに車を停めて歩くことが出来ますので、すこ〜し熊野古道の雰囲気を味わう程度であればおすすめです。

さて、運動(?)した後はお昼ごはん。

おわせお魚いちば おとと」で地魚丼です。

海鮮丼などがいただけるレストランもありますが、主にはお土産屋ですかね。
美味しかったです。

その後は一気に南下して宿へ。

本日宿泊するのは「ホテル浦島

このホテルの面白いところは半島の先にあるため道が無く、車では直接行けないため、なんと船で渡ります。
車は駐車場に停め、そこから港まで送迎、港から専用船でホテルへ、という変わった交通路があります。
きっとバブル期に出来たのかわかりませんが、めちゃめちゃコストのかかる、イマドキでは考えられない構成。
それだけに、とてもテンションは上がります(笑)

ホテルの感じは高級宿というより、家族向けのエンタメホテル。
雰囲気としては千葉県にある「龍宮城スパホテル三日月」をもう少しバブリーにした感じでしょうか?(伝わらないか)
高級宿ももちろん良いですが、こういう宿もワクワクします(笑)

半島にある立地故に、部屋からの景色は最高のオーシャンビュー。

これは船でしか行けない場所にある価値があります。

そして部屋から見る日没。

今日は1日を通して晴れており、素晴らしい夕日を見ることが出来ました。

そしてこのホテル、敷地がかな〜り広く、ホテル内を探検するだけでも楽しめます。
下の写真は山の上まで長大なエスカレーターで上り、展望台から撮ったトワイライト。

バイキングスタイルの楽しい夕食にはマグロの解体ショーもあり、特に中落ちが美味しかったです。

3日目へ続く。

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