房総横断、ローカル線の旅。

もう3月も終わろうとしているところ、千葉の房総半島では菜の花が見頃を迎えています。

千葉県は東京からのアクセスは良好で、なおかつ有名なローカル線や美しい海、田園風景などが広がっており、行けば行くほどその魅力がわかるのです。(僕も最近気づき始めた 笑)

そんな中で、車で海沿いをドライブするのも良いのですが、今日は高校の友だちと千葉の誇るローカル線である小湊鐵道といすみ鉄道を利用し、「房総半島横断の旅」をすることにした。

知らない方たちの為に説明をすると、小湊鐵道といすみ鉄道は名前からもわかる通り、私鉄でそれぞれは別の会社なんです。

別の会社とはいえ、この2つの鉄道を乗り継ぐことが房総半島を東西で横断する唯一の方法なのです。

房総半島の西側、五井駅から途中の上総中野駅までが小湊鐵道、上総中野から乗り換え、東側の大原駅までがいすみ鉄道です。

というわけで、内房線から五井駅で小湊鐵道に乗り換えるのですが、予定の電車を逃したことにより乗り換え時間が少なかったので写真は撮りませんでした(汗)

菜の花シーズンということもあり、なかなかの満員!

僕たちはただ横断するというだけで何も予定を決めていなかったので、その場でなんとなく、途中の月崎駅で下車することに。

月崎駅で乗客を降ろした列車はディーゼルエンジンを唸らせながら去っていきます。

月崎駅のホーム。
その昔は3番線まであったそうですが、今は一面のみです。

なんとなく降りた駅ですが、菜の花が満開!
嬉しい誤算でした。

駅舎。

木製のプレートが良い味を醸し出しています。

駅の裏にはこんなものが。

何かと思って向かってみると、イベントをやっていました。

中には昔のラジオがたくさんあり、いろんな”音”を聴くことが出来るようになっていました。

そうこうしているうちに、反対方向の列車が森の中から現れました。

小湊鐵道は菜の花がよく似合う列車ですね。

そして駅周辺をぶらぶらしているとあっという間に1時間半が過ぎ、乗る列車が来ました。

この列車も混んでいたため、終点の上総中野まで乗車します。

小湊鐵道は途中の上総牛久駅までは30分に1本程度走っているのですが、それ以降になると2時間に1本くらいしか無いため、迂闊に途中下車出来ません。
まぁこれは小湊鐵道に限ったことではなく、鉄道の旅をする際は自分の使う路線の大まかな本数や時刻表くらいはある程度頭に入れておく必要があります。

上総中野駅に到着です。

ここからいすみ鉄道に乗り換えます。

当然ですが、小湊鐵道に乗っていた乗客は僕たちを含めほとんどの方が乗り換えるので、またもや混雑しています。

ボクは通勤時間帯以外で電車に乗って混んでいるときは譲ったりするのが苦手なので運良く座れたとしても座らず、景色を眺めるのが好きなんです。

こう長時間立っていられる若いうちに前面展望で景色を眺めよう。

沿線には菜の花と桜が咲いています。

桜はまだ満開とはいかず・・・

これまた気まぐれで、途中の小谷松駅で下車。

列車を見送る・・・

近くに神社があり、適当に写真を撮っていると小さな男の子2人組に絡まれる(笑)

列車は1時間に1本程度、周りは田んぼや畑に囲まれている。
こんなところで大きなカメラを抱えて写真を撮っている不審な男たちがいたら、そりゃ気になるものだ(笑)
「何もない」って思っていたけど、子どもにとっては何もない方が楽しいかも。
公園が住宅やビルに変わっていくよりは、こっちのほうがよっぽど楽しい。

目的も無く降りたけど、次の列車まで時間はあるし、隣の大多喜駅まで歩くことにした。

大多喜といえば、大多喜城がある。
Google Mapsで調べてみると、なんとか歩いていけそうだ。

で、実際に行った。

そこそこの距離はあり、登り坂もあって結構疲れたけどなんてことはない。

思っていた以上に綺麗なお城だ。

周辺の桜は満開だ。

大多喜城から大多喜駅へ行くのに、すぐ隣にある県立大多喜高校を通ると近道だそうで、降りてみた。

これが高校の敷地からの景色だ。
こんな風に校庭からお城を眺められる学校なんて全国にあるだろうか。

桜も咲いていて、とても綺麗だ。来てよかった、思わぬ収穫。

ちなみに高校の敷地は不法侵入ではなく、実際に駅への案内が高校を通るようになっているのだ。
実際、前を歩いていた爺さんも通って行った。

大多喜駅に到着。

ここはいすみ鉄道の本社がある、いすみ鉄道の中では一番大きな駅だと思う。

今度乗る列車はこれだ。

いすみ鉄道は車体にムーミンが描かれている。理由は知らないけど・・・

今度降りる駅はすぐに決まった。

風そよぐ谷 国吉駅

これ全部が駅名かと思っていたけど、Google Mapsには国吉としか表記されていないから違うみたいだ。

ちなみに余談だが、日本一長い駅名は九州の南阿蘇鉄道の「南阿蘇水の生まれる里白水高原」だ。

駅前にはなぜか久留里線の車両が・・・

ちなみに久留里線も千葉県の誇るローカル線の一つ。こちらはJRだ。

駅の裏には、「風そよぐひろば」がある。

裏には菜の花が植えてある。ムーミンもいる。

上総中野行きの列車が来た。

桜が満開だったらいい写真になりそう・・・

国吉駅では、風そよぐひろばが想像以上に気持ちよくて、名前の通り時折吹く春の風がとても気持ち良かった。
ベンチやテーブルもあり、のんびりと過ごしていると次の列車まであっという間だ。
夏や冬だとなかなか厳しいものがあるかもしれないが、春にいすみ鉄道を訪れる際はぜひとも降りて欲しい。
何があるってわけではないが、ベンチに座って、風を感じて、山や空を眺めていれば幸せな気分になれるはず・・・

小さな事件(笑)もあり、大原行きの列車が来た。

これに乗って終点の大原を目指す・・・

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