浅春の四国を巡る旅(2日目) of GT Journal

2015.03.26

浅春の四国を巡る旅(2日目)

旅の2日目。(1日目はこちら)
今日はひたすら海岸線をトレースして走るのだ。


朝6:30に起きて、7:30に出発。
ESSOで給油&洗車。(284.7km/23.80L=12.0km/L)
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実はコイン洗車機は初めて使ったのだが、ESSOの洗車機は使いやすく、傷もつきにくいので良い。






FM徳島を聴きながら、R55を南下した。
普段はラジオはなかなか聴かないのだが、旅先ではよく聴く。
現地で聴く地域密着のラジオは、その場所をより知ることが出来る気がするからだ。
偶然にも、この日で16年間続いた番組が最終回を迎えていた。
長く続いた何かが終わるということは悲しいことだ。
そういえば、昨日の夜にTop GearのJeremy Clarksonが辞めるということが発表された。
なんだか”終わり”ばかりだ。




何か朝食でも、と思い道の駅 公方の郷なかがわに寄ってみた。
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が、すぐに食事出来るものは無かった。
まだ出発したばかりなのに、寝起きが悪かったせいか、どうも眠かったので30分くらい寝たと思う。





完全に目覚め、その先のローソン 阿南才見店で朝食。
風からは春の香りがして、心地よかった。



まずは四国最東端である、蒲生田岬を目指す。

R55から左折してr26、そして椿坂隧道を抜けてr200へと入る。
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r200は決して広い道ではない。離合できない箇所はあるが、走りにくくはない。
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小さな港に抜けた。
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たくさんの船がいるけれど、何が獲れるのだろう。


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蒲生田岬へのラストスパート。
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400mくらい、道が改良されていて広くなっていた。



駐車場には誰もいなかった。
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ドアを開けると、途端に潮風を全身に浴びた。



立派なモニュメントもある。
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右端に見える島は伊島。四国最東端の島であり、200人近くが暮らしているらしい。
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一面の大海原。これだから岬は好きなんだ。
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次は室戸岬を目指す。

r26をそのまま南下しても良かったのだが、地図を見るときっと険道だろう。
ツーリングマップルにも狭いと書いてあるが、太平洋を眺望とも書いてある・・・
迷った末、直感で来た道を戻ることにした。



R55に復帰し、そこから南阿波サンラインに乗る。
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千羽海岸の展望台でなんとなく海を眺めていたら、猫が寄ってきた。
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それにしてもすごいところに道があるもんだ。
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下から見たくて、少し戻って降りてみたが、山肌に作られたワインディングロードは眺望も走りごたえもある。
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南阿波サンラインでは1台ともすれ違わなかった。
貸切だ。こんなこと、関東じゃありえない。
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雲ひとつない青空に向かって駆け上がり、海に向かってダイブする。
これほど気持ち良いことがあるだろうか・・・
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再びR55に戻り、室戸岬に向かって一直線。
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R55ではギアは5速にホールド。前後にクルマはいない。
心地よい速度まで加速したら、50km先の岬までブレーキを踏む必要はないのだ。
あとはただひたすら潮風を感じて、海岸線に合わせてステアリングを切るだけだ。
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室戸岬手前で右折し、室戸スカイラインを駆け上がる。
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展望台があったので寄ってみたが、また猫がいた。
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第24番礼所である最御崎寺。
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お参りをして、室戸岬灯台へ・・・





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室戸岬灯台は日本一の直径2.6mの第一等フレネル式レンズを備えている。
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ここから発せられる光は、遥か49km先の船のもとに届くのだ。





遥か北へと続く海岸線を望む、たまらない一時。
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立派な浦戸大橋を渡る頃には、日が沈みかけていた。
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1日の終わりは夕暮れの桂浜で遥か先へと続く海と、美しい色彩に染まった空を眺めていた。
なんてことのない、旅の一瞬だ。

(3日目)へ続く・・・