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 以前から行こうとは思っていたものの、なかなか行けずにいたニッチツ鉱山。 
 
せっかくなので去年も見に行った芝桜の季節にかぶせて2015年最初の秩父方面へ向かうことにしました。 
 
 
車でR299を快走・・・の予定が秩父に近づくに連れてかなりの混雑。 
羊山公園手前では遂に止まってしまいました。 
 
せっかく来たので少し並んで、羊山公園の駐車場へ。 
土日祝は羊山公園の駐車場は閉鎖されているらしく、平日しか駐められないそうです。(平日でもこの混雑、休日はすごそうですね) 
 
 
そして昼食。 
  
わらじカツを食べようかと思っていたのですがきっと混んでいるだろうということで、時間短縮の意味でも羊山公園で。 
僕は山菜うどんとみそポテトです。 
 
 
 
入場料300円を払い、芝桜へ。 
  
 
  
咲き具合としては、去年来た時(4/26)とほぼ同じ。 
何なら去年の方がもう少し咲いていたかも・・・ 
 
ただ、人はさすがに平日だけあって去年よりも少ないです。 
 
チューリップ畑もありました。 
  
 
 
 
 
羊山公園には40分ほど滞在し、ここからはR140を西へ向かいます。 
 
途中の滝沢ダムのループ橋。 
  
 
  
目の前に大きな橋が現れたから、「凄い高いところを走っているな〜」なんて思っていたら、まさかのループ橋。大迫力でした。 
 
 
 
そして滝沢ダムにも寄ってみます。 
 
まるで要塞のような雰囲気。 
  
 
 
金属感満載のエレベーターを一気に約120m降ります。 
  
 
 
そして目の前に広がる、コンクリートの砦。 
  
巨大な人工物ってなんだか不思議な魅力を持っています。 
 
 
 
 
そしてR140から途中で右折。中津峡へと入ります。 
 
 
まず初めに現れるのが、秩父鉱山簡易郵便局。 
  
見ての通り、未だに現役の郵便局です。 
 
 
今回の旅の相棒、CX-5と一緒に。 
  
 
 
 
現在のニッチツ鉱山です。まだ一応現役です。 
  
 
  
 
 
 
  
秩父鉱山(ニッチツ鉱山)は1600年代に発見され、現在のニッチツ鉱山になったのは1950年の話。 
かつては金や砂金などが採掘されていました。 
最盛期を迎えた1950〜60年には、このアクセスの悪い山奥の地に2000人以上の人たちが暮らしていたそうです。 
1978年には金属の採掘が中止されましたが、今でもこの鉱山は稼働しており、社員が働いています。 
とは言え、もちろん現在ここで暮らしている人は皆無。 
空っぽになった社宅や学校、公衆浴場や病院などが残されています。 
 
 
 
  
 
速度制限の標識が良い雰囲気を出しています。 
  
 
 
さらに進むと、公衆浴場です。 
  
こちらはもちろん使われておらず、ニッチツ鉱山が栄えていた頃のものです。 
 
 
 
  
 
 
 
  
 
 
 
 
小倉沢小学校跡。 
  
1985年に廃校となった小倉沢小学校は1950年代には200名ほどの児童が通っていました。 
それが秩父鉱山の衰退とともに児童は減少し、1984年には児童は7名。翌年、閉校しました。 
 
 
 
かつての通学路である鉄橋です。 
  
今では侵入者を固く拒むようにフェンスが張られています。 
 
 
  
柵の間から撮影。 
 
 
 
そして販売所。 
  
 
 
 
  
 
 
 
  
 
 
 
  
 
 
 
初代アルトの広告でしょうか。 
  
まるで時が止まってしまったかのような空間が広がっています。 
 
 
  
 
 
 
 
  
 
 
 
 
  
 
  
  
 
 
 
旧道跡がありました。以前はこちらに橋がかかっていたのでしょう。 
  
 
 
 
ここから金山志賀坂林道を走ります。 
  
 
 
 
 
  
 
 
 
落石だらけの林道です。注意して進みます。 
  
 
 
 
  
 
 
 
こんな大きな落石も・・・ 
  
直接くらったらひとたまりもありません。 
 
 
 
と、ここで通行止め。 
  
実は、ニッチツ鉱山へ向かう最後の長いトンネルで離合のため待っていると、向こうから来たおじさんに「どこ行くの?」と聞かれ「このままR299に抜けようかと・・・」と言ったところで通行止めだと言われたので、知っていました。(少し上の写真にも書かれていますが・・・) 
あの方は観光で来た方なのか、地元の方なのかわかりませんが、とりあえず、通行止めのポイントまで林道を楽しんでみよう、と思ったわけです(笑) 
ちなみに、通行止めは4月下旬までなのでこの記事を書いているころには開通していると思います。 
 
仕方が無いので、そのままR140を戻り、以前入れなかった「星音の湯」に入り帰宅しました。 
 
 
 
(春の秩父へ、ニッチツ鉱山と芝桜。終わり。)
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